一般の学校の授業についてこられない、成績不振から不登校になってしまった…
フリースクールはそんな子どもも多く受け入れている教育機関です。
フリースクールの主な目的は子どもが抱える様々な問題や障がいを克服し、学校や社会に復帰させることですが、肝心のフリースクールでの学習内容がどんなものか気になる方は多いでしょう。
実際にフリースクールで学力を向上させ、高校や大学などの進学につなげることができるのか?
今回はフリースクールでの学習方法について簡単にお話したいと思います。
フリースクールの学習方法と特徴
ここでは多くのフリースクールに見られる学習の特徴について挙げていきます。
ただし、全てのフリースクールで同様とは限らないため、事前にスクールに問い合わせもしくは資料請求の上確認することが好ましいです。
少人数制によるマンツーマン指導
フリースクールでは一般の学校とは異なり数人~10人程度の少人数で授業が行われることが多いです。
また、場合によっては複数の先生が生徒指導を担当することもあり、マンツーマンでの授業が行われることもあります。
生徒一人ひとりに合わせた個別指導
フリースクールに通う子どもの事情や問題は一人ひとり違います。
そのため、一般の学校のように生徒全員に同じ授業内容ではなく、一人ひとりの個性に併せた独自のカリキュラムが組まれることがあります。
基礎から応用までの学習カリキュラム
フリースクールの授業は一般の学校や学習塾と違って、本格的な勉強は行われないのではと思っている方も少なくないかと思います。
しかし、最近はフリースクールでも高校進学・大学進学を視野に入れた学習計画を重視する傾向にあります。
一般の学校では授業についていけない生徒がいても、その生徒のために授業内容を遅らせたりやり直したりすることは難しいです。
しかしフリースクールであれば、生徒一人ひとりの学習進行状況に合わせて基礎の見直しが可能となっています。
一般の学校にない独自の取り組みも
フリースクールは、コミュニケーション能力の改善・向上を目的としたディベートや、料理・キャンプなどの野外活動、スポーツ、ゲームなどユニークなカリキュラムが用意されているところが多いです。
学力の向上はもちろんのこと、障がいを克服したり社会性を身に着けたりといった目的もフリースクールでは実現します。
結論・まとめ
以上のように、フリースクールでの授業は一般の学校のように枠にとらわれない独自の取り組みが多く、生徒一人ひとりが抱える問題に対して最適化された学習を受けることができます。
その中で、学習塾のように本格的な高校受験・大学受験の対策を受けられるカリキュラムもあるため、学力の向上も十分に見込めるといえるでしょう。